iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債ETF(1496)の銘柄情報
こんばんは。ミッドナイトです。
今回は、私も投資しているiシェアーズ 米ドル建て投資適格社債ETF(1496)について解説していきます。
簡単に言えば、米国で上場しているETFであるLQDを日本で上場しているETFで買える代物です。では解説に入ります。

基本情報
銘柄名:iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債ETF
ティッカー:1496
運用会社:ブラックロック
設定日:2016年10月12日
ベンチマーク:Bloomberg 米ドル建て投資適格社債指数
信託報酬:年率0.25%(税抜)
取引市場:東京証券取引所
投資対象
本ETFは、米ドル建ての投資適格社債に幅広く投資することを目的としており、特に信用リスクが低めの社債を対象としています。具体的には、S&Pやムーディーズなどの格付け機関による信用格付けが「BBB-」以上の債券が組み入れられます。
主な組み入れ銘柄
本ETFのポートフォリオには、多国籍企業や金融機関の債券が多数含まれています。代表的な組み入れ銘柄として、以下のような企業の社債が含まれます。
- JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase & Co.)
- バンク・オブ・アメリカ(Bank of America Corp.)
- アップル(Apple Inc.)
- マイクロソフト(Microsoft Corp.)
- AT&T(AT&T Inc.)
これらは、いずれも信用力が高く、流動性の高い社債を発行している企業です。
主な特徴
- 安定した利回り:投資適格社債を対象としているため、比較的安定した利回りを期待できます。
- 分散投資効果:米国のさまざまな業種の企業社債を組み入れており、リスク分散が図られています。
- 為替リスク:米ドル建ての債券に投資しているため、円建てで投資する場合には為替の変動が影響します。
- インカムゲイン重視:キャピタルゲインよりも分配金による安定収益を狙う投資家向け。
リスクと注意点
- 金利リスク:米国の金利が上昇すると債券価格は下落する可能性があります。
- 為替リスク:円高になると、円換算したETFの価格が下落する可能性があります。
- 信用リスク:投資適格とはいえ、企業の財務状況によっては債券価格が下落するリスクもあります。
- 流動性リスク:日本市場で取引されているため、海外市場と比べて取引量が少ない可能性があります。
投資戦略
- 安定したインカム収入を求める投資家向け:定期的な分配金を得ながら、長期的に安定したリターンを狙う戦略が有効です。
- 金利動向を注視:米国の金利上昇局面では価格が下がる可能性があるため、金利の動向をチェックしながらタイミングを見極めることが重要です。また為替の影響もあります。
直近の分配金利回り
直近の分配金利回りは、2025年3月6日時点で約4.52%となっています。分配金は四半期ごとに支払われるため、定期的なインカムゲインを狙う投資家に適しています。
ミッドナイトの所感
iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債ETF(1496)は、信用力の高い米国企業の社債に分散投資できる商品であり、安定した利回りを求める投資家に向いています。ただし、金利変動や為替リスクには注意が必要です。米国の金利が上がって円安なら買い場だと思ってます。私はLQDも投資しているし1496にも投資をしています。配当金をLQDはドルで受け取り、1496は日本円で受け取って資産を増やしていってます。(ちなみに楽天証券は、LQDも日本円で受け取れますよ!)
総じて、債券ETFとしては比較的リスクが低めであり、ポートフォリオの分散効果を高める目的で組み入れるのも良い選択肢となるでしょう。長期的な視点で安定したインカム収入を狙う投資家にとって魅力的なETFといえます。私も残りの人生でお金に困ったら売ろうと思いますがそれ以外で売ることはなくひたすら買い付けて配当金を増やしていきたいです。ちなみに新nisaの成長株でも1496なら買い付けることができるので配当金も非課税にできます!キャピタルゲインはあまり見込めないのでイマイチですがね・・・
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